何かと話題の「すき家」を有するゼンショーホールディングスより株主優待と事業報告書が届きました。
ブラック企業との批判を受けているゼンショーホールディングス(7550)より株主優待と株主通信(2015年3月期事業報告書)が到着しました。昨日は三井物産の株主総会に参加しましたが、ゼンショーも株主総会だったのですね。
聞くところによると昨日のゼンショーの株主総会のお土産は「善祥園十勝牛ビーフカレー(2箱)」だったようです。2016年は参加してみたいと思います。
今日の昼は久しぶりにすき家に行きましたが、牛丼と同じぐらい大きく豚丼メニューを扱っていることに気づきました。肉20%アップは気付かず、帰宅して株主通信の表紙を見てそんなニュースやってたなという感じでした。
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すき家はブラック企業なのか?
すき家(ゼンショー)がブラック企業なのかは議論の余地があると思いますが、ブラック企業と呼ばれているのはニュースでも数多く取り上げられていることです。
ゼンショーのトップは「ブラック企業」というレッテル貼りはやめてほしいと発言していますが、いじめっ子が「いじめっ子と決めつけないで」と言っているようにも感じます。いじめられた側がいじめと感じるか、労働者側がブラックと感じるかがポイントだと思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?
動画:すき家は「ブラック企業」か?小川会長「レッテル貼りはやめてほしい」
改善への取り組み
レポートによると改善への取り組みを行っているようです。
クルーミーティングを実施とありますが、通常業務で忙しい中、さらにミーティングに時間を割くというのはプラスに働くのでしょうか?世の中の企業には、勉強会やミーティングなどと称してサービス残業させる会社もあるので心配です。
ゼンショーの業績
気になる業績を確認しておきます。
連結損益計算書によると、15年3月期は増収・減益。
売上高はすき家を始めとする牛丼カテゴリーのマイナス(前年比-3.6%)を、はま寿司を始めとするファーストフードカテゴリーのプラス(前年比+27.1%)で補う格好となったようです。2015年3月末には40億円程度の営業赤字(14年度)を出していた飲食店を経営する米国子会社を譲渡し特別損失を計上。その影響もあって2015年3月期は最終赤字でした。
業績回復の見込み
レポートでは、「すき家」の深夜営業休止店舗数の減少について触れられています。先行きは不透明ですが、決して暗くないのではというのが個人的な印象です。
ゼンショーの株主優待
3月末、9月末の保有株式数に応じて「株主様お食事ご優待券」を頂けます。
100株の場合は、年間2,000円です。吉野家には見劣りしますね。
300株以上保有の場合には代替品を選択できるようです。
▼過去1年のチャート
▼過去10年のチャート