新宿 優待・配当金生活

新宿で暮らす個人投資家の佐藤です。高校の頃に株を始め、現在資産は3,000万円超となりました。

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バリューHR(6078)の株主優待をご紹介。魅力的な内容ですが、スグには釣られないよう様子を見ます。

      2015/06/22

バリューHRより株主優待の案内が届きましたのでご紹介したいと思います。
ブログをご覧の方には、正しい判断を行っていただきたいので気になる同社の優待の内容と、過去の事件もしっかりとお伝えしたいと思います。

記事は続きます

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株主優待の内容

同社の株主優待は充実の内容で、多くの投資家にとっては魅力的な内容だと思います。評判もいいようです。

株主優待の内容ですが下記のポイントが付与され、自社運営カフェテリアプラン「バリューカフェテリア」が年会費無料で利用できるというものです。

(単位:ポイント)
100株以上 1年未満:5,000 1年以上:7,000 3年以上:10,000
500株以上 1年未満:15,000 1年以上:17,000 3年以上:20,000
1,000株以上 1年未満:30,000 1年以上:32,000 3年以上:35,000
大和インベスター・リレーションズ

ポイントの使い道

気になるのは「ポイントがどういったもに利用できるのか?」ということではないでしょうか。
私も、実際に優待の案内が届いてログインするまでは「どんなものだろう?」とあまり期待していませんでした。

ログインしてみると、フレームを使った時代遅れのデザインのサイトがお目見えしました。
バリューカフェテリアの利用率が低下しているそうですが、こういった昔作ったシステムをそのまんま使うという姿勢が一般の利用ユーザーからも嫌煙されているのではないでしょうか?

左上の表示にしっかりと「5,000P」付与されています。
(出典:以下、いずれも2015/4/4現在のバリューカフェテリアのスクリーンキャプチャです。)バリューカフェテリアのサイト

サービスメニューは「検診予約・管理」「ツアー予約」「チケット販売」「物販」といった感じです。

カフェテリアメニュー

 検診予約

検診予約システムでは、人間ドックの予約なんかも出来るようです。
検診予約

エンタメチケット

チケット予約の中でも、みなさんの人気がありそうなエンタメチケットも見てみたいと思います。
有名なレジャー施設のチケットの取り扱いもあるようです。

レジャーチケット

東京ディズニーランド/東京ディズニーシー

中でも一番人気は「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」の特別利用券でしょうか?
東京ディズニーランド/東京ディズニーシー特別利用権

こちらは、「パスポート」が買えるのではなく、「パスポート購入時に使える3,000円分の券」を3,000ポイントで購入するというスタイルのようです。オリエンタルランドの株価は高いので、ディズニーが好きな方にはうれしい優待かもしれませんね。

特別利用券

ただ、前売り券に交換することができる取扱い場所がかなり限られているので、首都圏以外の地域の方は使い勝手が悪いと思います。興味のある方は特別利用券のページのスクリーンキャプチャをアップしておきますので確認してみて下さい。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

残念ながら、USJの取り扱いが終了していました。
USJに限らず、取扱いの終了という可能性があります。優待取得後に目当てのチケットがGET出来るとは限らないことに注意が必要です。

USJ

物販

物販ですが、ざっと見た感じ「いい品」はあるのですが欠品が多いという印象です。
ネットショップなら、絶対流行らない店ですね。

取扱いのカテゴリは、こんな感じです。健康を意識した商品ラインナップになっています。

カテゴリ

食品をのぞみてみると
5件中5件欠品。優待提供直後の一時的なものだといいのですが…

健康食品ドリンクをのぞいてみると、こちらもかなり欠品しています。
「ウコンの力」や「野菜一日これ一本」といったナショナルブランドの取り扱いもあるようです。

ドリンク

これらのメニューであれば、もらったポイントは何かしらに活用できるのではないでしょうか?

ただ、自分が従業員で「企業の福利厚生として用意されているプログラムとしてうれしいか」と考えたときには微妙というのが個人的な感想です。さらに魅力的なプログラムになることを期待したいと思います。

バリューHRの不正会計事件

魅力的な優待の話のあとで恐縮ですが、初めて同社を知った方のためにお伝えしておきたいことがあります。

2009年から2014年にかけて同社の100%子会社で売り上げ水増しなどの不正行為が行われ、外部の会計監査人による指摘で発覚するという事件が発生しています。私は、優待目当てで同社の株式を保有していましたが、本件発覚後に売却しました。

「優待目当てのため売らない」というポリシーの方もいらっしゃるかと思いますが、私は「応援したい企業か?」という観点を重要視しているため、総合的に考えて同社については一旦売却してしばらく様子見というスタンスです。

不正の内容

要は、売り上げ、仕入れをでっち上げて業績を良く見せかけたという不正行為です。
詳しくは、特別調査委員会による調査報告 がHPにあるのでご自身で確認していただければと思います。

  1. 架空の売上・仕入の計上
  2. ツアーのキャンセルまたは人数変更による返金予定の買掛金の現金または個人口 座への振込による回収
  3. 売掛金の現金または個人口座への振込による回収
  4. キックバックの取り消し
  5. 発券業務に関し回収できなくなっていた滞留売掛金の発生 また、外販部門の他の従業員による同様の取引はヒアリング及び売掛金残高の内容、 会計記録等からも認められず、バリューサポートにおいて売掛金以外の不適切な残高が あるとは認められなかったとしております。

不正の規模

同社の2014年の当期純利益1億2,400万円。不正の累計金額は7,093万円です。
比較の方法としては適当ではありませんが、利益の額に対してある程度のインパクトのある不正の規模だと思います。

出典:バリューHR 第14期株主通信

出典:バリューHR 第14期株主通信

 

不正金額の累計

出典:「特別調査委員会の調査報告及び当社の対応について」よりキャプチャ

上場前からの不正。株主優待は株価対策か!?

企業が株主還元を行うことについては大いに歓迎ですが、施策のタイミングによってはその背景にある理由を勘ぐってしまいます。同社の場合は、東証2部への市場変更・株主優待の発表と不正が発覚するまでの期間が約1か月というタイミング。さらにその発表が約1か月後ということもあり、お世辞にもいい印象は持てませんね。

2009年
完全子会社が注文金額水増しの不正開始
2013年10月4日
JASDAQ市場に新規上場
2014年11月25日
東証二部へ市場変更、株主優待拡充(長期保有を促進する特典)を発表
2014年月日不明
会計監査人より指摘を受け、不正会計の社内調査を開始
2014年12月30日
調査に対し、100%子会社の部長が架空の売上及び仕入れ 計上を行った旨の申告
2015年1月23日
不正会計の調査開始を発表
2015年2月16日
調査報告、決算発表

このような流れをどうお感じになりますでしょうか?

言わずもがなですが、株式投資は自己責任です。ご自身でご判断下さい。

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